シンガポール発祥のモダンチャイニーズレストラン「パラダイスダイナシティ(PARADISE DYNASTY)」は、その革新的なコンセプトと料理で世界中に50店舗以上を展開する人気ブランドです。日本では、2013年に銀座に日本初上陸を果たし、瞬く間に東京のグルメシーンの注目を集めました。古代中国王朝の雰囲気をモダンに再解釈したスタイリッシュな空間で、リーズナブルに本格的な創作中華を楽しめるのが最大の魅力です。
この店の成功を象徴するのが、看板メニューである「八色小籠包」です。単なる変わり種ではない、色、香り、味のすべてを計算し尽くされたこの小籠包は、まさにパラダイスダイナシティのクリエイティビティを凝縮した「伝説の一品」と言えるでしょう。
世界が熱狂する「八色小籠包」の全貌
パラダイスダイナシティの「八色小籠包」は、その名の通り、一つとして同じ色、同じ味がない8種類の色鮮やかな小籠包が一籠に収められています。見た目の美しさだけでなく、シンガポールの本店で腕を振るう一流の料理人が、素材の風味と香りの相性を深く追求して開発しました。皮も餡もすべてが職人による手作りで、一つひとつ丁寧に包まれています。
◆ 8つのフレーバーと推奨される食べ方
それぞれの小籠包の味が互いに影響し合わないよう、パラダイスダイナシティでは**薄味から濃い味へと進む**、推奨された食べる順番を提唱しています。この順番で味わうことで、8種類のフレーバーが持つ個性と奥深さを最大限に体験することができます。
- 白(オリジナル):まずは基本となる味。シンプルで肉汁の旨味が際立ちます。
- 緑(高麗人参):健康志向の食材を取り入れた、ほのかな苦味と香りが特徴。
- 茶(フォアグラ):贅沢なフォアグラの濃厚なコクと風味が肉餡と絡み合います。
- 黒(黒トリュフ):トリュフの芳醇な香りが口の中に広がる、非常に香り高い一品。
- 黄(チーズ):チーズの塩気と旨味をプラスした、ユニークな味わい。
- 橙(蟹の卵/蟹みそ):蟹の濃厚な旨味と風味が凝縮された、贅沢な味わい。
- 灰(ガーリック):ガーリックのパンチが効いた、食欲をそそる力強いフレーバー。
- 赤(四川麻辣):最後の締めを飾るのは、ピリッとした辛さが特徴の麻辣味。刺激的な香りと味で小籠包体験を締めくくります。
小籠包だけではない本格的な創作中華
パラダイスダイナシティの魅力は、小籠包だけに留まりません。メニューは、中国の北部から南部まで、広東料理、四川料理、上海料理といった主要な伝統技術をベースにしつつ、国際都市シンガポール発ならではの創作性豊かなアレンジが加えられています。
本格的な点心、前菜、麺類、飯物、デザートに至るまで、豊富なメニューが取り揃えられており、アラカルトでもコースでも楽しむことができます。人気のメニューには、定番の担々麺や、サクサクのパイ生地の中に熱々の大根餡が詰まった「大根パイ」などがあります。ランチタイムには、八色小籠包とハーフサイズの麺、デザートがセットになったリーズナブルなセットも提供されており、高級感のある空間ながらも、日常的に利用しやすい価格帯も支持される理由です。
空間設計と多様な利用シーン
銀座店は「ギンザ・グラッセ」内にあり、アクセスも抜群です。店内は、カジュアルな中にも中国王朝を彷彿とさせるゴージャスでモダンなデザインが取り入れられています。1階はガラス張りでオープンキッチンになっており、職人が小籠包を作る様子が見えるカジュアルな空間です。一方、地下1階は広々としたダイニングフロアとなっており、個室も完備されているため、接待や女子会、デートなど、様々なシーンで利用できます。モダンな雰囲気と本格中華の融合が、特別な食事の時間を演出してくれます。
店舗情報(銀座店)
世界で愛される八色小籠包を体験するなら、ぜひ銀座店へ足を運んでみてください。
- 店舗名:パラダイスダイナシティ 銀座店
- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ 1F・B1F
- アクセス:JR有楽町駅 徒歩3分、東京メトロ銀座駅 徒歩1分
- 営業時間(目安):月~土 11:00~23:00、日・祝 11:00~22:30(L.O.は各30〜45分前)
- 電話番号:03-6228-7601

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